レンタルサーバーを選ぶときのポイント
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レンタルサーバーの利用料
もっとも気になるのは利用料。当然ながら安いに越したことはありませんが、サービスに差が生じることは事実です。
安いサーバーと言われるものは、月額100円以下のものから1,000円程度の利用料と言われています。レンタルサーバー会社も増えましたので低価格のサーバーはあまり差がないように感じてしまいますが、その分そのほかの材料で決定しないといけません。
まず試しに安いサーバーを使ってみようというのもアリですが、せっかく作ったサイトをいずれ別の新しいサーバーに移す可能性があることも忘れてはいけませんね。
そのためにお試し期間もあるので、無料お試し期間中に散々探ってみるべきです。ちなみにですが、利用料を払い忘れてしまったということがないように、定期的な更新の際に払える価格という点も考慮しましょう!払い忘れてデータが無くなるなんてこんな悲しいことはありません!
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サーバーの容量・規模
ディスク容量とは、ハードディスクの大きさのことです。ハードディスクの容量大きくなるとそれだけ多くのデータを保存することができます。
ですが個人が運営するサイトで必要なディスク容量はとなると、そこまで大きなハードディスクは必要ありません。例として当サイトも丸々ひとつで1GBもない大きさです。規模の大きなウェブサイトやシステムを入れる等になると、低価格利用料のサーバーではどうしても難しくなります。ビジネスプランを考える必要も出てきますが、個人利用でしたら数GBの大きさでも十分に運営することができます。
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機能・サービス
価格や容量をクリアしていても、いざ契約してから、やりたいことができないのでは話になりません。最近のレンタルサーバーは機能性が充実しているところが多いので、多数のレンタルサーバーで同様な機能・サービスを提供していますが、データベースを使いたかったのに、契約したプランではデータベースが使えなかいというニアミスはよく聞きます。
運営したいと考えるホームページが、契約しようとしているレンタルサーバーで実現できるか否かは、事前によく確認しなくてはいけません。特に次項のWordPressを使用したいと考えている場合、レンタルサーバーによっては最安プランでデータベース(MySQL)が使用できないこともあるので、チェックが必要です。
その他、動的なシステムを使いたい場合に、PHPのバージョンが異なるなどの問題は後で気づくと大問題です。 -
WordPress
いまやWordPressを使ったサイトが一般的です。とはいえhtmlのサイトのほうが多いですが、メディアサイトを運営する方も個人法人問わず増えているなか、重宝されるのは間違いなくWordPress。
このWordPressをインストールできる環境は必須といえます。おまけに、WordPressを自動で楽ちんにインストールできるサービスがあればそれはもちろん便利なもの。特にWordPressデビューの方にはマストかもしれません。(WordPressを理解すれば自動インストールがなくても問題なし!)ただ、この自動インストールは扱っているレンタルサーバーが多いので心配ご無用!自動インストールと書いてあればほとんどのサーバーで簡単に数十秒で導入できてしまいます。
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セキュリティー
個人でも法人でも、セキュリティ面は気にしておくべき大事なことのひとつです。
個人情報など重要な情報をやりとりするという場合にはSSLという通信を暗号化する技術が備わっていないと、セキュリティの他に検索エンジンからの評価も悪くしてしまう可能性があります。
さらに、フWAF(ファイアウォール)という外部からホームページを攻撃する不正なアクセスをブロックしてくれる機能や、ウィルスチェック、国外のIPアドレスからのアクセスを制限する機能、IDS/IPSという異常な通信かを判断して不正な侵入をブロックする機能など、各セキュリティをサーバー側が万全に準備・監視してくれているのは安全性が高く、ホームページの運営も安心できます。